金利・総量規制
金利と総量規制の仕組み|年収の1/3ルールをやさしく解説
お金を借りるときに必ず関わるのが「金利」と「総量規制」です。仕組みを知っておくと、自分がいくらまで・どのくらいの負担で借りられるのかを冷静に判断できます。
公開日 2026-06-06
最終更新 2026-06-11
ローンコンパス編集部
読了目安 約8分
02金利・総量規制
この記事について:一般的な情報提供を目的とした編集記事です(編集部による下書き・公開前に要ファクトチェック)。金利・限度額・制度の最新内容は、必ず各公式サイト・金融庁等の一次情報でご確認ください。特定の借入・契約を推奨するものではありません。
この記事の要点
- 上限金利は利息制限法で年15〜20%と定められている
- 総量規制は貸金業者からの借入を年収の1/3までに制限
- 銀行カードローンは総量規制の対象外(ただし独自審査あり)
金利の決まり方|利息制限法の上限
貸付の金利には法律で上限が定められています。利息制限法では、借入額に応じて上限金利が定められており、元本10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限です。これを超える利息は無効とされます。
かつて存在した「グレーゾーン金利」は2010年の改正で撤廃され、現在は上限を超える金利での貸付は行われません。
総量規制とは|年収の1/3ルール
総量規制とは、貸金業者からの借入総額を原則として年収の1/3以内に制限する仕組みです(貸金業法)。借りすぎ・貸しすぎを防ぐために設けられています。
具体例年収300万円の場合、消費者金融などからの借入合計の上限は100万円が目安です。すでに他社からの借入がある場合は、その残高も合算して判断されます。
対象になるもの・ならないもの
総量規制の対象は、消費者金融や信販会社など貸金業者からの借入です。一方、次のものは対象外、または例外的な扱いとなります。
- 銀行カードローン:銀行法に基づくため総量規制の対象外(ただし各行が独自の審査基準を設定)
- 住宅ローン・マイカーローン:除外される貸付として扱われます
- おまとめ・借り換え:利用者に一方的に有利となる借換えなど、例外として認められる場合があります
対象外であっても無制限に借りられるわけではなく、返済能力に応じた審査が行われます。
金利負担を抑える考え方
- 無利息期間を活用する:初回一定期間が無利息となるサービスを、短期返済の前提で使う
- 返済期間を長くしすぎない:期間が延びるほど利息総額は増えます
- 低金利帯を比較する:銀行カードローンは上限金利がやや低めの傾向
金利・上限額・例外の取扱いは制度改正や各社の運用で変わる場合があります。最新の内容は金融庁・各公式サイトの一次情報でご確認ください。
よくある質問
総量規制を超えると一切借りられないのですか?
貸金業者からの新規借入は原則として年収の1/3を超えてできません。ただし、除外・例外とされる貸付(住宅ローンや一定の借換え等)は別の扱いとなります。借入を増やすより返済の整理を検討した方がよい場合もあります。
銀行カードローンなら無制限に借りられますか?
いいえ。総量規制の対象外であっても、各銀行が返済能力に応じた独自の審査基準を設けています。年収や他社借入の状況によって限度額は制限されます。
ローンコンパス編集部
金融庁の公開情報・各社公式サイトをもとに、カードローン・債務整理に関する情報を中立の立場で整理しています。記事は定期的に見直し・更新します。
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